この記事のポイント
1. 結論
個人事業主向けの会計ソフトを選ぶとき、マネーフォワードクラウド確定申告を選んだ理由は、口座やカードとの連携をそのまま帳簿に流せる点が自分の使い方に合っていたからです。
freeeを選ばなかったのは、「freeeが悪い」というより、MFを先に試してそのまま続けることにしたという経緯です。
どちらが絶対に優れているわけではなく、自分がどう管理するかのイメージに合った方を選んだという話です。
2. 先に判断するとしたらこう考えた
当時の自分は、次の条件を優先していました。
- 口座やカード明細をできるだけ自動で集めたい
- 件数が増えても、あとから一覧で整えられる方がよい
- 会計ソフトの初回のやさしさより、運用で破綻しないことを重視したい
この条件だと、私には freee よりマネーフォワードの方が合っていました。逆に、最初のわかりやすさを最優先にする人なら判断は変わると思います。
3. 両者の基本的な違い
マネーフォワードとfreeeは、どちらも個人事業主の確定申告に使えるクラウド会計ソフトです。設計思想の違いが、運用の差につながります。
マネーフォワードクラウド確定申告
- 口座・カードの明細取り込みが強い(連携可能サービス数が多い)
- Money Forward ME(家計簿)との連携がしやすい
- すでにMFのサービスを使っている人は入りやすい
- 従来の複式簿記の発想に近いインターフェース
freee会計
- 経理の知識がなくても使いやすい設計
- 質問形式で確定申告書が作れる(◯×形式の入力)
- 操作の入り口がわかりやすい
- 「借方/貸方」を意識しなくても入力できる独自設計
4. 料金プランの比較(2026年5月時点)
| プラン | マネーフォワード | freee |
|---|---|---|
| 白色申告向け | パーソナルミニ:年15,360円〜 | スターター:年11,760円〜 |
| 青色申告対応 | パーソナル:年15,360円〜 | スタンダード:年23,760円〜 |
| 上位プラン | パーソナルプラス(電話サポート付) | プレミアム / 入力おまかせ |
| 無料お試し | 1か月(自動課金なし) | 30日 |
最新価格は マネーフォワード公式 / freee公式 で必ず確認してください。
5. ざっくり比較表で見るとこうだった
| 比較軸 | マネーフォワード | freee |
|---|---|---|
| 最初の入りやすさ | 明細管理の発想に慣れている人向け | 会計が苦手でも入りやすい |
| 運用の考え方 | 明細を集めて一覧で整える | 流れに沿って一つずつ進める |
| 仕訳の修正のしやすさ | 一覧から一括修正がしやすい | 1件ずつの修正向き |
| 件数増加への耐性 | 多くても回しやすい | 件数が増えると確認に時間がかかる |
| 向いている状況 | 件数が多い、口座連携を重視する | まず今年の申告を終えたい、件数がまだ少ない |
自分が比較で見ていたのは、どちらが高機能かではなく、自分の管理方法に無理なく乗るか でした。
6. freeeが向いているケース
freeeは、経理や会計の知識がなく、とにかくシンプルに使いたい人に向いています。
- はじめて会計ソフトを使う
- 「借方・貸方」などの言葉に慣れていない
- 質問に答えながら申告書を作りたい
- 仕訳件数がまだ年間100件未満
freeeが向いているかどうかの判断基準は、次の記事でも整理しています。
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7. マネーフォワードが向いているケース
マネーフォワードは、口座やカードを複数使っていて、明細をまとめて管理したい人に向いています。
- 事業用口座やカードが複数ある
- 明細を自動で帳簿に反映させたい
- Money Forwardの家計簿アプリをすでに使っている
- 仕訳件数が年間数百件規模になりそう
- 申告直前にまとめて入力する派
自動化で80%以上の時間削減 マネーフォワード クラウド確定申告
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8. MFを選んだ理由
自分がマネーフォワードを選んだ理由は、整理すると次の3点です。
- 口座・カード明細の取り込みが安定していた:複数の銀行・カードを横断して取り込めるので、月末にまとめて確認すれば帳簿が出来上がる感覚
- 仕訳の一括処理がしやすい:同じ取引先のラベル付けや勘定科目の一括変更がやりやすい
- 件数増加に強い:仕訳700件・経費300万円規模でも操作感が大きく重くならなかった
freeeと比べて詳しく調べた上で決めた、というより、MFを最初に試してそのまま使い続けた、というのが正直な経緯です。実際の運用実績は次の記事にまとめています。
9. 青色申告65万円控除との関係
個人事業主が会計ソフトを使う最大の理由は、青色申告65万円控除を取りに行くケースが多いです。65万円控除には複式簿記+e-Tax(または電子帳簿保存)が必須で、両ソフトともこの要件をカバーしています(国税庁 No.2072)。
つまり、どちらを選んでも控除そのものは同じだけ取れます。差が出るのは「日々の運用が楽か」の部分です。
10. 両者を詳しく比較したい人へ
機能面や料金をまとめて比較したい場合は、次の記事に整理しています。
個人事業主ならどっち?マネーフォワードクラウド確定申告とfreee会計を比較
11. 比較後の結論
私の結論は、最初の迷いを減らしたいならfreee、件数が増えても回る運用を作りたいならマネーフォワード です。そして自分は後者だったので、マネーフォワードを選びました。
迷ったままなら、比較記事で全体像を見てから、自分に近い体験記事へ進むのが最短です。
- 全体比較を見る: マネーフォワードとfreeeを比較
- freee向きか確認する: freee会計が向いている個人事業主はこんな人
- MFで青色申告した体験談: マネーフォワードで青色申告をやり切った話
- 3ソフト比較: 弥生・freee・マネーフォワードを比較してMFを選んだ理由
12. まとめ
freeeとマネーフォワードは、どちらも個人事業主の確定申告に使えます。
選び方の目安は、
- 経理知識が少なくシンプルに使いたい → freee
- 口座・カード連携を使って管理したい → マネーフォワード
- 件数が増える見込みで、後から整える派 → マネーフォワード
どちらか迷ったままの場合は、比較記事から確認するのが早いです。
会計ソフト選びの全体像は 個人事業主・フリーランスの会計ソフト完全ガイド で確認できます。
※この記事は個人の選択経緯をもとに整理した内容です。各ソフトの機能・料金は変更されることがあるため、最新情報は マネーフォワード公式 / freee公式 でご確認ください。


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